2月定例記者会見

日時:令和2年2月13日(木) 午前9時~9時45分
場所:矢巾町役場2-2会議室

 

【内容発表】
(町長が発表し、後に担当者等が詳細説明)
1 就職氷河期世代を対象とした矢巾町職員採用試験について
 就職氷河期を対象として、土木技術職の採用試験を行います。採用予定人数は2名で、採用予定時期は令和2年5月1日です。受験対象者は、昭和49年4月2日から昭和59年4月1日までの間に生まれた方で、高校以上を卒業し土木の専門課程を履修した方または土木施工管理技士の資格を有する方です。第1次試験は3月8日(日)に行います。受験申込の受付は、令和2年2月28日(金)までです。本町では、被災地派遣を積極的に行っておりますが、これにより土木技士の必要性を感じており、また、国の方針に沿い就職氷河期世代を対象とする採用試験を行います。

2 食と健康の公開講座の開催について
 20~40代の若年層を中心とする働き盛り世代・子育て世代に向けた講演会を令和2年2月22日(土)午後1時30分から田園ホールで開催します。岩手医科大学看護学部特任准教授の三浦先生に基調講演を行っていただき、また、ごきげんテレビで野菜博士として出演している佐々木さんに特別講演を行っていただきます。この事業の対象者は、矢巾町食生活改善推進員協議会員及び町内外一般住民の約400名です。入場には整理券が必要となりますが、好評につきすでに配布は終了しています。なお、本事業は公益財団法人いきいき岩手支援財団から助成をいただいて実施しています。

3 東京2020オリンピック・パラリンピックに係る「復興『ありがとう』ホストタウン」登録について
 内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局が岩手県、宮城県、福島県の被災3県向けに募集を行った「復興『ありがとう』ホストタウン」に応募し、2月7日(金)に登録となりました。交流国はオーストリア共和国です。音楽の都ウィーンを首都にもつオーストリアと、2016年に音楽のまちを宣言した矢巾町には音楽という共通点があります。また、2011年の東日本大震災発災時には、オーストリアから175万円の義援金と約2,000枚のメッセージカードが寄せられ、不来方高校音楽部がそれらを県内被災地に届けました。これらの縁からオーストリアを交流国として決定しました。
4 令和元年度矢巾町書道展の開催について
 令和2年2月20日(木)から24日(月)の午前9時から午後7時まで矢巾町公民館で書道展を開催します。なお、最終日のみ午後3時までの開催となります。この事業は、町民の芸術文化活動の振興を図ることを目的とし、平成7年度から実施されており、今回で25回目の開催となります。展示作品は、高校を含めた町内学校の児童・生徒及び書道教室のみなさんのものです。また、今回は岩手書道協会の協力により、22日(土)午前10時から午後2時まで「書に親しむ~色紙に好きな文字を書こう~」という体験型イベントを開催します。こちらの参加料は無料でどなたでも参加可能です。

5 「第1回矢巾町俳句大会~小原涿葉生誕の地~」の開催について
 矢巾町俳句大会実行委員会では、名誉町民で岩手県の俳壇の発展に貢献した小原涿葉氏にちなみ、令和2年3月8日(日)午前11時30分から矢巾町公民館2階第3・4研修室で俳句大会を開催します。投句の受付は午前11時30分から午後0時30分までで、春の句を三句一組で投句を受け付けます。投句料は一組1,000円ですが、高校生以下は無料で投句できます。大会は午後1時から午後4時15分を予定しています。なお、聴講のみの参加も可能です。


【質疑】
記者
氷河期世代を対象とした職員採用試験について、過去その世代の10年間の土木技術職の採用は1名のみか。また、一般職は何名採用されたのか。
総務課
土木技術職について、その間の採用職員は1名のみで、試験も1回しか行われていない。一般職については、その間毎年試験が行われ、約40名採用されました。
記者
 食と健康の公開講座は満席ということか。

健康長寿課
 満席であるため、取材をよろしくお願いいたします。
記者
 不来方高校と盛岡南高校の統合について町長の所感を聞きたい。
町長
 高校の再編は子どもの減少から避けられないことです。しかし、教育の質が落ちてはならないと思います。町内に岩手医科大学があるので、医療関係者を養成する学科があればよいと思う。また、両校はスポーツが盛んなのでスポーツのモデル校になってほしいです。いずれ、高大連携のプログラムを考えてほしいです。
記者
 西バイパス延伸に関して展望を聞きたい。
町長
 来年度まちづくり推進室を設置するが、地区計画や住宅マスタープランを活用して企業・住宅用地の整備を図っていかなければなりません。これは、盛岡南道路を意識した組織改革です。矢巾スマートICがあることからそこを物流の拠点としていくことや西部地域の活性化にも繋げていきたいです。

( 9:45 終了 )
2月定例記者会見資料.pdf(5MB)

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