(目的)

第1条　この訓令は、教育委員会事務局及び学校その他の教育機関に勤務する職員に対する職務上必要な被服(以下「被服」という。)の貸与に関し必要な事項を定めることを目的とする。

(被服の貸与)

第2条　被服の貸与を受けることのできる職員並びに貸与する被服の種類、数及び貸与期間は、別表のとおりとする。

(被服の貸与手続)

第3条　課長及び教育機関の長(以下「所属長」という。)は、所属職員のうち被服の貸与を必要と認める者について、被服貸与申請書(様式第1号)を教育長に提出しなければならない。

(被服貸与票)

第4条　所属長は、被服貸与票(様式第2号)を備えて置いて、常に貸与した被服の状況を明らかにしておかなければならない。

(貸与被服の取扱い)

第5条　被服の貸与を受けた職員(以下「被貸与者」という。)は、貸与された被服を善良な管理者の注意をもって使用し、破損又は汚損したときは、これを補修し洗浄しなければならない。

(損害賠償)

第6条　被貸与者が、故意又は重大な過失により貸与被服を毀損又は滅失したときは、その損害を弁償させることができる。

(被服の返納)

第7条　被貸与者は、貸与期間が満了したとき、又は休職を命ぜられ、若しくは退職したときその他貸与を必要としない理由が生じたときは、直ちに貸与被服を所属長の検査を経て返納しなければならない。

(被服の払下げ)

第8条　貸与期間が満了したとき、又は被貸与者が退職、死亡等したときは、返納された貸与被服を職員又は被貸与者の遺族に対し払下することができる。

(補則)

第9条　この訓令の実施に関し必要な事項は、別に定める。