(設置)

第1条　公共施設の利用者の安全及び利便の増進並びに公共交通機関の利用促進に資するため、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律(平成5年法律第97号)第5条第1項の規定に基づき、自転車駐車場を設置する。

(定義)

第2条　この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(名称及び位置)

第3条　自転車駐車場の名称及び位置は、別表のとおりとする。

(駐車の対象)

第4条　自転車駐車場に駐車することができる車両は、自転車等とする。

(使用料)

第5条　自転車駐車場の使用料は、無料とする。

(禁止行為)

第6条　自転車駐車場においては、次に掲げる行為をしてはならない。

(供用の休止)

第7条　町長は、自転車駐車場の補修その他の理由により必要があると認めるときは、自転車駐車場の全部又は一部の供用を休止することができる。

(自転車等の放置に対する措置)

第8条　町長は、自転車駐車場に自転車等が長期間にわたり放置されているときは、当該自転車等の利用者等に対し、当該自転車等を撤去するよう指導することができる。

(保管した自転車等の措置)

第9条　前条第2項の規定により自転車等を撤去し、保管したときは、速やかにその旨を告示するとともに、当該自転車等の利用者等に当該自転車等を返還するために必要な措置を講じなければならない。

(警察との連携)

第10条　町長は、自転車等の返還等に必要な措置として、防犯登録番号による盗難の有無その他必要事項に関し、管轄の警察署長に資料の提供を求めることができる。

(町の免責)

第11条　町は、自転車駐車場における天災、盗難、事故等又は第三者の起因により生じた損害について、その責めを負わない。

(損害賠償の義務)

第12条　自転車駐車場を使用する者は、自転車駐車場の施設をき損し、又は滅失したときは、これを原状に回復し、又はその損害を賠償しなければならない。

(適用除外)

第13条　この条例による自転車等の処分については、矢巾町放置自動車等の処理等に関する条例(平成18年矢巾町条例第4号)の規定は適用しない。

(委任)

第14条　この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。