(目的)

第1条　この告示は、集積所へ自らごみを排出することが困難な一人暮らし等の高齢者又は障がい者等の世帯に対し、ごみの戸別収集サービス(以下「サービス」という。)を実施することにより、これらの者の日常生活の負担を軽減し、もって町民の福祉の向上を図ることを目的とする。

(サービス実施の基本原則)

第2条　サービスの実施にあたっては、対象世帯構成員に対するボランティア及び近隣住民等による地域における助け合い(次条において「協力」という。)の原則が損なわれることがないように配慮しなければならない。

(対象世帯)

第3条　サービスを受けることができる世帯は、次の各号のいずれかに該当し、かつ、集積所へ自らごみを排出することが困難であって、協力が得られない世帯とする。

(申請)

第4条　サービスを受けようとする世帯の構成員又は代理人(第7条において「申請者」という。)は、矢巾町高齢者及び障がい者ごみ戸別収集サービス支援事業申請書(様式第1号)により町長へ申請しなければならない。

(調査及び決定)

第5条　町長は、前条に規定する申請があったときは、排出困難度を調査し、サービスを行うか否かを決定する。

(収集運搬)

第6条　ごみの収集運搬は、町長が指定した者が実施するものとする。

(中断、中止等)

第7条　申請者は、申請内容に変更が生じたとき、入所、入院その他の理由により一時的に収集が必要でなくなるとき、又は対象世帯としての要件を欠くに至ったときは、速やかに町長に届け出るものとする。

(補則)

第8条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。