修学旅行(6年)
6月20日(水)
明日から、6年生は、仙台方面へ1泊2日の修学旅行に出かけます。今日は結団式をしました。児童代表の話や係長の話、担任の先生の話をよく聞き、落ち着いて行動できました。明日からが楽しみです。
6月21日(木)
出発の朝になりました。天気予報は曇りから雨となっており少し心配でしたが、出発式では雨が落ちてきませんでした。保護者の皆様、先生方、児童のみなさんのたくさんのお見送りを受け、出発しました。
初めの見学地は、「岩手県平泉世界遺産ガイダンスセンター」です。職員の方の説明をしっかり聞いており大変立派でした。1組には、本日、解説デビューの若い職員の方が対応してくださいました。
次の見学地は、「中尊寺」です。有名な金色堂の写真は、残念ながら撮影できませんでしたが、その輝きをしっかり見てきました。月見坂を下っていき、途中、北上川の流れなど中尊寺の周りの景色も楽しみました。
昼食は「平泉レストハウス」でいただき、買い物もしました。子どもたちは熱心に品定めをしていました。いろいろなお菓子の試食も楽しんだようです。
仙台までのバスの車中は、レク係が中心となってレクをしてくれました。みんなも盛り上がりました。ガイドさんが準備してくれた「いろいろ占い」も面白かったです。
午後の見学地は、子どもたちが最も楽しみにしている「八木山ベニーランド」です。1968年開業ですので、55年もの歴史ある遊園地です。夕方からの訪問でしたので、ほとんど貸し切り状態で、待ち時間無しで好きな乗り物にガンガン乗っていました。私も子どもたちと一緒にジェットコースターを楽しみました。
ベニーランドの後は、宿に向かいました。「秋保グランドホテル」です。きれいなお宿でした。入館式をし、部屋で少しくつろいだ後、夕食、入浴、係反省会と行い、21時半に就寝しました。
6月22日(金)
今朝は、6時15分起床、朝食、出発準備をし、出発式をしました。
朝、一番の見学地は、「スリーエム仙台市科学館」でした。科学にかかわる様々な展示をしており、子どもたちは自由に見て回って、触ったり、感じたりすることができました。
次の見学地は「震災遺構荒浜小学校」です。小学校の周りにあった住宅地は全て津波にさらわれましたが、堅牢な4階建て荒浜小学校だけは津波に耐え、この地区の人たちの命を救ってくれました。津波による校舎の破壊の具合が恐ろしかったです。また、当時、小学生だった方、当時の先生方のインタビューの映像はとても心をうつものでした。みんなで、海に向かって祈りをささげました。震災後、荒浜地区には高い建物が無いので、「津波タワー」があちらこちらに建てられたそうです。
今日の昼食は、「武田の笹かまぼこ」さんにていただきました。岩手から来たというので、笹かまぼこを付けていただきました。みんなおいしそうに食べておりました。
最後の見学地は、「仙台うみの杜水族館」です。様々な種類の魚たちの展示は素晴らしいものでした。子どもたちは、展示の見学、イルカショーの見学、買い物と、目一杯、楽しみました。
帰りのバスの中は、ほとんどの子どもたちが熟睡でしたが、最後の到着式には、落ち着いて臨むことができたのではないかと思います。たくさんのお出迎えもありがとうございました。
修学旅行スローガン「全力で学び 全力で楽しみ 全力で思い出をつくろう」のもと、6年生の子どもたちは、2日間、節度をもって活動することができたのではないかと感じます。大きく体調を崩すことなく、また大きな怪我もなく、全員が無事に戻って来られたこともとてもよかったです。
小学校生活も残り9ヶ月となりました。これからも全校のリーダーとして、様々な場面でがんばっていって欲しいと思います。