地球温暖化を防ぐための行動について

 近年、世界各地で、猛暑や台風、集中豪雨などの異常気象が頻発しています。これは、地球温暖化が原因と言われております。
それでは、地球温暖化とはどういうことなのでしょうか。
 私たちの住んでいる地球のまわりを二酸化炭素などの温室効果ガスが、温室のビニールのように取り囲み地球を暖めています。
 近年の人間の活動によって、大量の二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中に放出され、地球の気温が上昇し、自然界のバランスを崩しています。
 もしも、このまま何の対策もしないで温室効果ガスが増え続けると、2100年には世界の平均気温が最大で4.8度も上がると予測されています。このような状態では、地球環境へ影響が及び、自然災害の原因となるほか、皆様の生活の中心といえる農作物にも影響を与えることとなります。
 温室効果ガスの中で一番多い二酸化炭素の量を減らすためには、皆様が省エネ、節電などに真剣に取り組む必要があります。
 矢巾町では、令和2年9月に「矢巾町気候非常事態宣言」を行いました。皆様一人ひとりが危機感を持って、地球温暖化対策に取り組んでいきましょう。
 ここで、地球温暖化を防ぐための取組例をご紹介いたします。ちょっとした行動の積み重ねで、温室効果ガスである二酸化炭素などの排出量を削減することができますので、普段の行動を見直してみましょう!!

 地球温暖化を防ごう!取組事例 

〇ごみを減らす(ごみを焼却する際に多くの二酸化炭素が排出される)
〇部屋の温度の確認(体調管理をしながら、冬はおおむね20℃、夏はおおむね28℃を目標に設定する。)
〇季節に合わせてクールビズ、ウオームビズに取り組む                                                                                             〇照明をLEDに変える                                                                                                                  〇誰もいない部屋の照明は消す
〇テレビをつけっぱなしにしない
〇炊飯器を保温のままにしない
〇冷蔵庫にものをつめ込みすぎない
〇家電製品を使わないときはコンセントからプラグを抜く
〇家族が時間を空けずにお風呂に入る
〇家電製品を買い替える時は、省エネタイプを購入する
〇買い物の際、マイバックを利用する(レジ袋削減により、海洋ごみに多いプラスチックごみの削減にもつながる)
〇自動車などの運転について、アイドリングストップ、空ぶかしや急発進をしないエコドライブを心がける
〇家庭や事業所において車を購入する場合は、低公害車、電気自動車など環境にやさしい自動車を購入する
〇できるだけ公共交通機関を利用する(移動をエコにするライフスタイル、smart move)
〇宅配便の受け取りについて、なるべく時間指定を守り、再配達にならないようにする(再配達により、余計な燃料の消費につながるため)
〇地元の農産物を購入する地産地消に取り組む(県内農林水産業の復興・振興につながるほか、 生産・流通・消費がすべて地元で完結するため、輸送エネルギーの削減につながる)
〇植樹など地域の緑化を推進し、二酸化炭素吸収効果を高める
〇事業所において、エネルギー消費の少ない設備等を導入する                                                                                        〇環境にやさしい省エネにつながる商品を中心に売り出す                                                                                            〇太陽光発電など、風力発電など、化石燃料に代わる再生可能エネルギーを導入する

  ほかにもたくさんあると思いますが、自分のできることから取り組んでみましょう。

お問い合わせ

町民環境課
環境係
電話:019-697-2111

くらし

他のカテゴリを見る
カテゴリ選択