農業の担い手になる地域おこし協力隊を募集!!

 矢巾町では、地域農業を守る担い手不足の解消を図るため、矢巾町地域おこし協力隊(農業部門)を募集します!!
 農業に関心のある方や地域を盛り上げたいという思いをお持ちの皆様からの応募をお待ちしております。

概要

矢巾町について 岩手県矢巾町(やはばちょう)は、県都盛岡市の南に隣接する面積約67平方キロメートルの小さな町です。かの宮沢賢治が愛した南昌山のふもとに位置し、古くから豊かな自然に恵まれた農村地帯でしたが、高度成長期以降は盛岡市のベッドタウンとして人口が増加し、現在は生活に便利な都市部と、のどかな田園風景が広がる農村部が調和したコンパクトな田園都市として発展し続けています。現在の人口は約26,200人で、岩手県内で一番の人口密度を誇る自治体です。
町内には国道4号、JR東北本線、東北自動車道など交通の幹線が通り、盛岡市まで車で20分、新幹線を利用すれば東京まで2時間半という交通アクセスは当町の魅力の一つであり、県外からIターンやJターンの居住地として当町を選ぶ人も増えています。
また、町内には小学校から大学までが揃うほか、令和元年9月に岩手医科大学附属病院、平成30年1月に県立療育センターが、それぞれ盛岡市から移転し、医療機関や福祉施設も充実しています。
矢巾町の農業について 北上川の流れ がもたらす豊かな土壌と平坦な地形を生かし、古くから良質米の産地として発展してきたことから、水稲を基幹作物として、小麦・大豆・野菜(ねぎ、きゅうり、キャベツ、トマト、ズッキーニ等 )・果樹(りんご)・花卉・特用林産物(きのこ類)を組み合わせた複合型農業経営が推進されています。
農業の担い手への農地の集積率は80%を超え、県内でもトップクラスの高さです。それに伴い、遊休農地は少なく町内の農地の1%未満となっています。しかし、農業の担い手の高齢化が進み、現在では担い手の約7割が65歳以上であり、多くの地区で後継者問題に悩んでいる状態です。
今回の募集について このまま高齢化が進めば矢巾町の農業が衰退してしまう、この美しい田園風景を守るためには農業を担う方を矢巾町に呼び込む必要があると考え、地域おこし協力隊制度を活用し、将来、本町の地域農業を守る担い手となり、農業や地域の活性化に貢献していく人材を募集したいと考えております。

募集の内容

活動内容 (1)新規就農に向けた知識と技術の習得
(2)矢巾町及び町産作物の魅力発信
(3)地域活動への参加及び地域住民・事業者との交流
(4)活動に係る事務的な業務
(5)その他地域活性化につながる業務
募集人数 2名
応募条件 下記の条件を全て満たす方が対象です。
(1)令和7年4月1日現在の満年齢が原則として20歳以上45歳未満の方 
(2)3大都市圏内の都市地域、又は岩手県内を除く政令指定都市等(過疎・山村・離島・半島等に該当しない市町村)に住民票があり、委嘱後は速やかに矢巾町内に居住し、住民票を異動できる方
 ※三大都市圏とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部を指します。
 ※都市地域とは、条件不利地域(過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、奄美諸島振興開発 特別措置法、小笠原諸島振興特別措置法及び沖縄振興特別措置法で指定された地域)以外の地域を指します。
 ※政令指定都市とは、さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、名古屋市、大阪市、堺市、神戸市、札幌市、熊本市、京都市、相模原市、仙台市、新潟市、静岡市、浜松市、岡山市、広島市、北九州市、福岡市を指します。
(3)地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
(4)普通自動車運転免許を取得している方、又は取得見込の方
(5)日常的にパソコン、スマートフォンを使用し、SNSや電子メール等情報の送受信ができる方
(6)心身ともに健康であり、住民と協調して地域を元気にするために精力的に活動できる方
(7)協力隊員の期間終了後、矢巾町に定住し、起業または就業してもよいと考えている方
勤務地 岩手県紫波郡矢巾町
雇用形態 矢巾町会計年度任用職員として町長が任用します。
委嘱期間 矢巾町長が委嘱し、任期は着任日から令和8年3月31日とします。
ただし1年度ごとの更新により、最長3年間まで延長可とします。
着任日は採用決定後、相談の上で決定します。
勤務時間・休日・休暇 (1)勤務時間 午前9時30分から午後4時30分を基本とする1日あたり6時間勤務
(2)週休日及び休日 土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日
(3)休暇   年次有給休暇、特別休暇(結婚、病気、忌引休暇等)
報酬 176,300円(月額) 
※民間給与等の動向に応じて給与改定が行われる場合あり。通勤手当及び6月・12月の年2回期末勤勉手当あり。
待遇・福利厚生 (1)健康保険、厚生年金、雇用保険に加入します。
(2)下記のとおり活動費を支払います。
  ①住居(賃貸)を町で借上げ、月々の賃借料の一部を町が負担します。(月額55,000円まで)
  ②活動車両を町で借上げ、賃借料を町が負担します。また、活動に係る燃料費を町が負担します。
  ③その他、活動に必要な物品の購入費用や研修受講料、資格取得手数料などを、隊員本人と相談のうえ、予算の範囲内で町が負担します。
(3)町が認めた場合、地域おこし協力隊としての活動に支障がない範囲での副業が可能です。
応募方法 以下の書類を準備の上、受付期間内に郵送、持参、メールによるいずれかでご提出ください。
 ①「矢巾町地域おこし協力隊 応募用紙」
 ②「矢巾町地域おこし協力隊 申込書兼履歴書」
 ③住民票の写し(発行から3か月以内のもの)
 ④自動車運転免許証の写し(裏表コピー)
 ※令和6年度中に実施した矢巾町おためし地域おこし協力隊に申込みした方は、②の提出は不要です。
【応募受付期間】
 令和7年1月17日(金)~令和7年2月7日(金)(当日消印有効)
 審査・採用について  (1)第1次選考(書類選考)
 「矢巾町地域おこし協力隊応募用紙」による書類選考を行います。
(2)第2次選考(面接選考)
 第1次選考合格者を対象に、個人面接を行います。
 ※第2次選考に必要な交通費等は、応募者個人の負担とします。ただし、居住地を鑑み、オンラインで面接を行う場合があります。
(3)隊員の決定
 第2次選考により、矢巾町地域おこし協力隊を決定します。合格者の着任時期は、相談の上決定します。
問い合わせ・応募先 岩手県矢巾町 企画財政課企画コミュニティ係
〒028-3692 岩手県紫波郡矢巾町大字南矢幅第13地割123番地
電話:019-611-2729 FAX:019-697-3700 メール:k_community@town.yahaba.iwate.jp

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